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「おしりたんてい」のことが3分でわかるまとめ記事。「絵本シリーズ」と「読み物シリーズ」の違い、最初の一冊はどれがオススメ?などなど。

今、ウチの息子がハマっている「おしりたんてい」、皆さんご存知でしょうか。

 

 

おしりたんてい (単行本)

おしりたんてい (単行本)

 

 

この記事は「おしりたんてい」をまだご存知ない、あるいは最近ちょっと気になってる、くらいの方向けです。

 

この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度本をお読みいただくことをオススメします(不定期ですがEテレでアニメも放送しています)。

 

 

 

「おしりたんてい」が様々な事件を解決します

大まかな内容としては、「たんてい」とある通り、顔がお尻の形をした「おしりたんてい」が、依頼された様々な事件を解決します。

対象年齢は3歳くらい~小学校中学年くらいかと思います

「絵本シリーズ」と「読み物シリーズ」がありますが(違いは後述)、どちらも基本的には絵本のように楽しむ形です。

 

(一応)お下品な内容はありません。ご安心を。

私がまだ何も知らない頃に「おしりたんてい」と聞いたとき、一瞬だけ頭をよぎったので一応触れておきます。

お下品なものや、乱暴な表現などはなく、一般的な児童書として楽しめる内容となっています。どうぞご安心ください。

(普通はそんなこと気にしないかも?)

 

迷路、間違い探し等々のミニゲームが楽しい

基本的には物語を楽しむ絵本ですが、ところどころ、というより内容の半分くらいがミニゲーム形式になっています。

 

「迷路を抜けて犯人を追いかけよう!」

 

とか、

 

「犯行前後でなくなったモノはどれ?」

 

という感じで簡単な謎解きをしながら物語を進めていきます。

 

そしてこのミニゲーム、本来の目的以外のミッションがいくつも含まれていて、何度も楽しめるようになっています。

 

例えば、迷路のイラストの中に、

 

「3このおしりを探せ!」

 

という立て看板があって、おしりのイラストを探せるようになっていたりします。

(しかも大人でも探すのが結構難しい)

 

他にも色々なページにいる迷子の兄弟を探したりと、一度全部読み終わってからのお楽しみがたくさんあります。

 

未就学児には「絵本シリーズ」、小学生以上は「読み物シリーズ」がオススメ

「おしりたんてい」には、「絵本シリーズ」と「読み物シリーズ」があります。

どちらも絵本のようにイラストを楽しみながら物語を読み進めていく形は同じですが、一番大きな違いは文字数です。

 

絵本シリーズの方が1ページあたりの文字数が少なく、話の展開もシンプルになっています。簡単に読み進められるようになっているので、まだ自分で本をうまく読めないくらいのお子さんの練習にもピッタリです。

読み物シリーズはその逆なわけですが、全面イラストの構成に違いはなく、お話の内容自体も絵本版と比べでそれほど難しさに違いはありません。まだ本を読めないお子さんでも、パパやママが読んであげれば十分内容を楽しめます。

 

でも実は、この二つには大きな違いがあります。

 

絵本シリーズと読み物シリーズでは、お話の内容が違います

ここが最大のポイントです。

実は絵本版と文庫版では、同じようなタイトルや登場人物のお話でも、話の展開が違っています。

 

例えば、後ほどご紹介する「怪盗U(かいとうゆー)」が登場する回では、お話の舞台から盗まれるモノ、そして途中のミニゲームまで全てが違う内容となっています。

他の回も同様で、絵本シリーズと読み物シリーズはお話自体が別物と考えて良い内容となっています。

 

ですので、まず絵本シリーズでお子さんが慣れたら読み物シリーズ、となった時に、同じ登場人物の回を購入しても全く違うお話を楽しむことができますよ。

 

おしりたんていの最初の一冊、オススメは「おおどろぼう あらわる!」

何冊か出ている中で、これから最初に買われる方へのオススメは、怪盗Uが登場する「おおどろぼう あらわる!」です。

 

 

おしりたんてい ププッ おおどろぼう あらわる!

おしりたんてい ププッ おおどろぼう あらわる!

 

 

おしりたんていの本はどれから読んでも前知識なしで楽しめるようになっています。

「怪盗U」が登場するこのお話は、怪盗Uのカッコいいキャラはもちろん、お話の全編にわたっておしりたんていが怪盗Uを追いかける展開となっていて、構成がシンプルでわかりやすいです。まだ本に慣れ親しんでいない小さなお子さんでも、楽しめると思います。

 

主な登場人物

おしりたんてい

顔がおしりになっている、物語の主人公。常に冷静沈着で、女性を「レディー」と呼ぶなど、優しい性格の紳士。依頼される事件を優れた推理力で解決していきます。

「しつれい こかせて いただきます」

の決めゼリフと共に顔からオナラを発射し、犯人を捕まえます。

 

ブラウン

おしりたんていの相棒の「犬」。絵本シリーズではまさに犬で、おしりたんていにくっついて現場に行く感じですが、読み物シリーズでは擬人化されていて(成長している?)、人間のような振る舞いでおしりたんていと共に事件解決に挑みます。

Eテレアニメでのブラウンは読み物シリーズの設定で登場しています(お話の内容自体は絵本シリーズがベースです)。

物語終盤でおしりたんていが犯人に放つオナラ攻撃を、毎回犯人と一緒に直撃をくらってしまいます(笑)

 

ワンコロけいさつ

犬(擬人化されていて会話も普通にできます)の警察官たち。おしりたんていと共に事件解決に挑みますが、基本的に全く解決できず、逆に犯人の罠にハマっておしりたんていを邪魔してしまいます(犯人の投げた骨に夢中になり、おしりたんていを取り囲んで動けなくしてしまうなど)。

 

怪盗U(かいとうゆー)

おしりたんていの「ライバル」ポジションと言える、世間を騒がす大怪盗…と言っても実は物語に登場するのはまだ一つのお話だけです。クールなイケメンキャラで、盗む前には必ず予告状を出します。

 

ちなみに怪盗Uの名前、その由来は「U」をローマ字読みすると「う」。「う」ではじまる、おしりに関係するものと言えば…後は怪盗Uのイラストでご確認ください(笑)

 

繰り返しになりますが、お下品な内容はありません(笑)

 

まとめ:児童書としてオススメの一冊です。

「おしりたんてい」のお話がなんとなくおわかりいただけたでしょうか。

 

今ウチの子は4歳ですが、絵本を一人で読めるようになってきた頃で、たどたどしくも一生懸命おしりたんていを読んでいます。

絵本シリーズと読み物シリーズのどちらも何冊かありますが、今ウチの子が読んでいるのは読み物シリーズです。ですので、読み物シリーズも小さいお子さんでも楽しめる内容ということがおわかりいただけるのではないでしょうか(まだカタカナがあまり読めないので、そこは読み飛ばしているようですが)。

 

この記事が「おしりたんてい」にご興味をもたれた方の参考になれば嬉しいです。